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第28回|限界への挑戦「究極の磨き」

笑顔のために、私にできること

これまでは、直接お話できた方にしかお伝えしてこなかったデザインに関すること。 どうしてこのデザインが生まれたのか?どんな方にお勧めのデザインなのか? デザインに込めた想いなどデザイナーHisakoがお伝えします。

  • COLUMN |
  • 2016年07月12日

第28回|限界への挑戦「究極の磨き」

こんにちは。
例年より遅めですが、台風がやって来る季節になりました。
毎年願うのですが、全国各地で台風による被害が最小限でありますように。

さて、限界への挑戦
第二話は「究極の磨き」についてです。

磨きとは、美しく光沢を出す事。
磨き残し無く仕上げる事は必須です。
そしてそれは、技術の差がはっきりとでるところでもあります。

コラニーで使用している、オーラプラチナ950は、
通常使われているプラチナの1.5倍の硬度を持っています。
それだけ、固さが増しているので、
磨き上げる作業時間も数倍多く掛かってきます。
仕上がったものだけを見ると分かりませんが、
光沢を出すだけでも、大変な作業です。

更に、その面の形を忠実に磨く。
少しでも、磨きすぎると見た目が変わり、
イメージしているものと違ってしまいます。
細心の注意を払いながら仕上げていきます。


「クレマチス」メンズ。
このデザインの見せ場は、左右から中心に向かう、ツルの曲線美。

28クレマチス.jpg

その微妙な曲線と滑らかさを出すために、7種類もの道具を使って仕上げています。
更に男性が、格好良いと思う結婚指輪を意識した
内面の磨き、そして先端の位置。
長過ぎても、短過ぎても、バランスが悪くなります。
磨く作業は、商品の顔をも左右する。
研磨技師の力あっての表現です。


「opus1」婚約指輪。
輝きをテーマにした婚約指輪。

28op1反り返り.jpg


ダイヤモンドをセッティングする爪までもが
ダイヤモンドに見えたら・・。

28レンダ.jpg

そこからの発想でしたので、
ダイヤモンドのカット面をプラチナで再現することに挑戦しました。
爪に峰を付け、外側だけでなく内側にも峰を付け磨く事で、
輝きが反射し、ダイヤモンドに近づく。
通常では、外側は丸みを付けるものが殆どで、
爪をカット面に見えるよう磨き上げた、斬新さがあります。


磨き上げる技術が高いからこそ、挑戦出来るデザイン。
まだまだ、広がりを感じます。
次回は、メンズの鏡面美について。
お楽しみに。

AUTHER

Hisako

コラニー 専属デザイナー
着けた瞬間、幸せを感じるデザインを追い求めています。

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