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第29回|限界への挑戦「メンズの鏡面美」

笑顔のために、私にできること

これまでは、直接お話できた方にしかお伝えしてこなかったデザインに関すること。 どうしてこのデザインが生まれたのか?どんな方にお勧めのデザインなのか? デザインに込めた想いなどデザイナーHisakoがお伝えします。

  • COLUMN |
  • 2016年07月19日

第29回|限界への挑戦「メンズの鏡面美」

こんにちは。
いよいよ梅雨明けしましたね。
ここのところ、異常な暑さが続いていて
熱中症の怖さを耳にする機会が多くなりました。
とにかく水分をしっかり摂って、夏本番も元気に過ごしたいですね。

さて、前回の「究極の磨き」に続き、
男性が魅力的に思う『鏡面美』についてお話します。

薬指の指輪というとても小さな世界で、いかに格好よく輝いてみせるか。
その善し悪しは鏡面にかかっていると言っても過言ではありません。
平らな面、すり鉢状の面、波打っている面と形状は様々ありますが、
いずれも男性の指輪を格好良く魅せる重要な役割を担っています。

それでは、具体的に商品をご紹介します。


「スイートキャンディ」
29 スィート.jpg

花ことばの「あたたかい心」をイメージした
大らかなハートを格好よくセンターに。
甘くないハートを想像して輪郭を決め、
鏡面の立体感はシャープさがありつつ、変化を求めました。
左の細いラインから、緩やかに非対称にカーブを描いています。
こういった広い面積の鏡面を、職人にデザイン画で伝える事は難しく、
より繊細で且つ完成度の高いものを求めるために、
立体のモデルを作り、職人と形をつめ、仕上げていきます。


「スカーレットジュエル」
29 スカーレット.jpg

スカーレットジュエルとは、バラの名前。
メンズの凹部分は「そのトゲで女性を守ります」という想いを込め、
トゲで刻んだ逆三角形の鋭利な角度で磨き上げました。
凹部分に、角度を付ける。
トゲの頂点を滑らかにつなげ、角度を付けた斜面を鋭く磨き上げてこそ、
格好よい男性の結婚指輪が完成します。
凹部分にも求めた鏡面美として、ご覧になって頂きたいです。


「くるみ」
29 くるみ.jpg

指輪全体の中で、キラッと輝くアクセントとなる鏡面。
小さな面積に輝きを求める事で、男性の強さを際立たせました。
その小さく反り返る鏡面の磨き。
ただ反り返らせるだけでなく、
左上をツンと飛び出たせた印象を残した、際までの磨き。
指輪全体に柔らかいカーブを描いていながら、
女性を包み込むような強さを印象付ける磨き。
細部のディテールまで拘りました。


男性が「格好いいから着けていたい」と思えるような結婚指輪。
そんな指輪をデザインする上で、
職人の磨きの技術を最大限に活かした鏡面を、
これからも追求し続けたいと思います。

次回、限界への挑戦も
どうぞ、お楽しみに。

AUTHER

Hisako

コラニー 専属デザイナー
着けた瞬間、幸せを感じるデザインを追い求めています。

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