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第33回|限界への挑戦「極小の世界から生まれるもの」

笑顔のために、私にできること

これまでは、直接お話できた方にしかお伝えしてこなかったデザインに関すること。 どうしてこのデザインが生まれたのか?どんな方にお勧めのデザインなのか? デザインに込めた想いなどデザイナーHisakoがお伝えします。

  • COLUMN |
  • 2016年08月16日

第33回|限界への挑戦「極小の世界から生まれるもの」

こんにちは。
夏休みは充実された時間を過ごされたでしょうか?
ご両親へのご挨拶や式場めぐりなど、
結婚準備をされた方も
多かったのではないでしょうか。


さて、今日お届けするのは
「ミルグレイン」という技法について。
最近、この技法を用いたデザインをよく見かけるので
ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。


一般的に見かけるのは、機械にて加工されたもの。
コラニーでは、ミルタガネという道具を使って
一粒一粒手作業にて施されています。

33ミルタガネ.jpg

機械では、等間隔でまっすぐに容易にできるものですが、
これを手作業で行うところに醍醐味があります。

0.05mmでもずれるとまっすぐに見えなくなるので
職人には集中力が求められます。

その繊細であり、且つ、職人技の醍醐味を活かしたリングは・・


「ナナカマド」
33ナナカマド.jpg

ふわふわとした花をつけるナナカマド。

33ナナカ.jpg


花になる前のつぼみをミルグレインによって現しました。
まっすぐに並ぶミルグレインの存在感は、たわわになるつぼみを
表現するのにふさわしい技法として取り入れました。

「さくら メンズ」
33サクラ.jpg

さくらの木の木肌を指輪のサイドに施し、
その間をまっすぐにミルグレインが伸びています。
これは、桜の並木道を指輪の中に表現しています。

さくら並木.jpg

ナナカマドのミルグレインより更に小さい、
極小のミルグレイン。
その繊細なラインの中から
職人の巧みな技を感じとって欲しいです。

「Opus3」
33op3.jpg

手作業で打たれるミルグレイン。
そのなかでも最も難易度が高いのが
このOpus3の曲面に打つ曲線のミルグレイン。
このラインをデザインに取り入れたことにより
華やかさが増し、私がこの指輪で描きたかった
結婚する時の躍動感を出すことが出来ました。


ついルーペを使って見てみたくなるような
極小の細工を指輪のデザインに取り入れることにより、
職人の息づかいや想いまでもが込められ、
想像を越える感動が生まれてきます。

次回もお楽しみに。

ご紹介したデザインについて、
更に詳しくご覧になりたい方は、こちらから。
ナナカマドさくらOpus3

AUTHER

Hisako

コラニー 専属デザイナー
着けた瞬間、幸せを感じるデザインを追い求めています。

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